【無料で口座開設する】⇒ 80万口座を超える信頼!DMM FXは初心者向け
こんにちは、元証券マンの吉崎大貴(@daiki_93_)です。
FXを始めようと思った時に気になるのが、手数料ですよね!
僕は証券会社出身で、手数料が高いと利益が出にくいという事を肌で感じてきました。
トレーダーにとって手数料はとっても大事なんです!
その手数料がFXではいくらかかるのか、今回の記事で明らかにしたいと思います。
早速みていきましょう!
目次
FXは手数料が無料?
日本のFX会社を使う場合、売買手数料・口座管理料を無料にするのが主流になっています。

多くの日本のFX会社の場合、手数料はかかりません。
そうですよね。何も手数料収入がなければ破産してしまいます!
そのからくりを説明するには、「スプレッド」と「スワップポイント」について理解しておく必要があります。
なので、まずは簡単に「スプレッド」と「スワップポイント」について紹介していきますね!
スプレッド
スプレッドとは「買値と売値の差額」のことを表しています。

上の写真は、DMM FX のドル/円の売買画面です。
買値:110.723
売値:110.721
になっているのが分かると思います。
この買値と売値の差額(110.723 – 110.721)がスプレッドと呼ばれています。
「スプレッド」について詳しく知りたい方は関連記事からどうぞ!
スワップポイント
スワップポイントとは、取引通貨間の金利差によって生じる金利差調整分のことを表しています。

上の写真は、日本と南アフリカの金利を示していて、2国間の金利差(3.5%)がスワップポイントとして毎日発生することになります。※実際は市況によって異なるため金利差=スワップポイントにはなりません。
ここで、スワップポイントに関する注意点が1つあります。
なので、スワップポイント目当てに投資をする場合は特に、FX会社選びが重要になってきます。
隠れた間接的手数料
「スプレッド」と「スワップポイント」について理解が深まったところで、FX会社の隠れた手数料について説明していきます。
FX会社の隠れた間接的手数料は2つあります。
1つ目は「スプレッド」です。
多くのFX会社は、投資家からの「買い注文」と「売り注文」を自社内で相殺しています。

上の例だと、
ドル/円買い:30万通貨
ドル/円売り:20万通貨
の注文がFX会社に入ってきているので、20万通貨分はFX会社内で相殺することができます。
そうすると、FX会社はスプレッド分を利益に計上できるわけです。

投資家の視点から見ると、取引の度にスプレッド分の間接的手数料を支払っていることになると言えます。
なので、FX会社を選ぶ際は「スプレッド」にも注目するのが大切です!
2つ目は「スワップポイント」です。
先ほどの例で、FX会社は投資家の注文を相殺しているとお伝えしました。
ドル/円の買い手:+スワップポイント(利益)
ドル/円の売り手:-スワップポイント(支払い)
となっているので、間接的にドル/円の売り手から買い手にスワップポイントが支払われていることになります。

また、相殺しきれなかった買い注文10万通貨のスワップポイントは、金融機関から調達した10万通貨のスワップポイント(金利)から支払われています。

FX会社が金融機関から10万通貨調達する際、より良いスワップ(金利)で調達できるかどうかは、FX会社によって異なってきます。
そして、投資家Aに支払うスワップポイントはFX会社が自由に決めれますから、FX会社が利ザヤを抜くこともできます。
だから、投資家に払われるスワップポイントも隠れた手数料として大事なポイントなんです!
まとめ
FXは直接的に口座から手数料が引かれるわけではないので、手数料について心配しすぎる必要はないと思います。
でも、この2点は覚えておいてくださいね!
- スプレッド
- スワップポイント
売買が増えていくほど・時間が経過するほど、間接的な手数料が積み上がり、損をしてしまう可能性があるので「スプレッド」と「スワップポイント」は必ずチェックしておきましょう!