【元証券マンが解説】債券ってなに?どう考える?使う?

債券ってなに?

金融マンとお話してたら、債券って言葉が出てくるけど、なんとなくは分かるけど、結局なんなの?
債券とは

企業が資金調達のために発行する証券のことをいうんだよ。

具体的には、国や地方自治体、企業が証券会社を通じて、民間(我々投資家)に借金するんだ。

発行者(企業とか)はお金を借りた見返りに金利を投資家に支払うんだよ。投資家にとって、それが利益となり得るんだよ。

なるほど!少し分かりました。でも、私たちはどう考えて、有効活用したらいいのかな?
債権の考え方

債券は発行する企業が満期までに潰れない限り基本的に損はしないよ。しかし、途中売却時に買った時の債券単価を下回っていたり、売却の手数料が発生したときに元本が割れる可能性があるんだよ。満期まで持てれば損はしないよ。

なるほど!満期までに企業が潰れたり、こっちが売却しなければ損しないってことか!じゃあ、潰れない企業の債券なら結構安全なものだね!
債券有効活用法

債券は比較的安全資産に位置づけられるから、極端な言い方をすると銀行の定期預金とそんなに大差はないと考えても大丈夫なケースが多いよ。例えば、銀行の定期預金が0.001%の利回りだとしたら、1000万預けても年間で1000円しかリターンがないけど、1%固定利回りの債券があれば10万円を年間でもらえるよ。それが10年続くとどう?リスクは債券を発行している企業が潰れるか潰れないか、と言う事だよ。

じゃあ、債券にもよるけど、銀行で定期しておくよりはよっぽど良さそうだね!

どれくらい儲かる?

定期は一般的な金利0.1%(水色) / 債券はソフトバンクグループ第56回無担保社債で金利1.38%(赤色)。

こんなに違ってくるんだね。定期預金なんか馬鹿らしくなっちゃうね!金利1.38%でこの威力・・・25年前とかの銀行金利7%とか、すごすぎるね!これもリスクはソフトバンクが満期までに潰れるか潰れないかだもんね!私ならソフトバンクは5年くらいは潰れることはなさそうに感じるけどね!

デフォルトってなに(損するとき)

債務不履行のこと

債券の金利が出なくなったり、満期が来なかったり・・・
債務不履行は、履行が遅れる「履行遅延」、履行することができなくなった「履行不能」、履行したが不十分だった「不完全履行」の3種類に分類されるんだよ。

未来のことは誰にも分からないけど、自分が潰れない、デフォルトしないと思える企業じゃないとダメだね!

外貨建ての債券ってどうなの?

外貨建て債券は日本円建ての債券よりもリスクが大きくなる代わりに、金利も大きくなるけど、それを魅力として捉えるのは大きな落とし穴だよ。

ドル建てで金利2%の債券があったとしても、為替が2円以上円高に振れれば、1年間の金利がチャラになってしまうよ!

特にトルコリラとかインドルピーとか、ものにとよっては金利が7%とかのもあるけど基本的にはやめとくべきだよ!

しかし、円安に進む見通しを自分で持てたら、非常に威力のある運用になる可能性も秘めているよ!

仕組債ってなに?

ものによっては金利15%とかのもあるけど、高金利の裏側をしっかり聞くようにしよう!

金利が高いのには必ずリスクが反対にあるからね!注意しようね!

金利が高いからって飛びついてはいけないんだね!分かった!

おすすめの債券とはどんなもの?

じゃあ結論どんな債券がイイの!?

債券購入時チェックリスト】

  • 円建てであるか
  • 金利は納得できるものか
  • 満期までに債券発行企業が潰れないと思えるか

はっきり言ってこれくらいしか思いつきません。

5年後10年後、有名企業であっても潰れない保証はありません。

しかし、5年後にソフトバンクが潰れるかと言われれば、僕は潰れないと思います。

国が救済に入ったりするケースも全然あります。結局は自分がどう思うかです。

リターンとリスクのバランスを考えて納得できれば買いです。

まとめ

円建てで、信頼できる企業であれば、定期預金しているよりかはかなリターンは大きくなります。

しかし、元本保証ではありません。リスクとリターンの関係をしっかり理解し買い付けるようにできれば良いです。

株やFXに比べればリスクはかなり少ないです。現預金が大きく膨れ上がってきたときには活躍してくれるものでしょうう!