バブルってなに?過去から学ぶ景気循環!

バブルとは

一時的な好景気の通称で、バブル=風船が膨らんで弾けるような様からバブル景気といいます。実体経済とは乖離して株価や地価が大幅に高騰し、その後急速に資産価値が急降下して不景気になってしまいます。

日本のバブル

日本のバブル時期は1986年12月から1991年2月までの51カ月と言われています。

過去のバブルがどうやって生まれたか?


1985年のプラザ合意がきっかけです。

1980年代前半、アメリカは貿易赤字により景気が低迷していました。
そんな時に、どうすれば手っ取り早いか?
アメリカはドル安円高にすれば、貿易をするのには有利になると考えました。
ニューヨークにG5(アメリカ・フランス・イギリス・ドイツ・日本)を呼び、「ドル高にするな」と合意させました。
その場所がニューヨークのプラザホテルだったので、「プラザ合意」といいます。


1ドル=235円だったレートが   →→→   1年で1ドル=150円代まで下落しました。

その結果日本が不況になってしまいます。

その時に、日本は公定歩合(金利)を引き下げます。

ここからバブルスタートです!

金利を引き下げれば、企業はお金を借りやすくなり、投資をし易くなります。
みんな投資をするもんだから、土地などの価格が上昇し、物価上昇の道を辿ります。

そして気づきました。

価格がどんどん上がるから、なんでもどんどん買っていけばひたすら資産は増えると。。。

これは当時「財テク」と言われ大流行しました。

土地価格は3年で倍以上に跳ね上がり、
株価も爆上げに!

そう長くは続きませんでした。

過剰な金融緩和は怖いです。

どうやって弾けたか?

土地や株価がひたすら上昇するのを見兼ねて、政府が絶対にやってはいけない金融引き締めを行います。
1990年、公定歩合を2.5%から6%に引き上げました。
1991年には不動産への税金の地価税法も採用され、不動産が暴落。


株式も暴落。
あらゆる企業が倒産。
不良債権が増え、銀行も危うい状況に追い込まれました。

期間はどのくらい続いたか?


バブル景気は51カ月(4年)でしたが、それからの不景気は「失われた20年」です。1998年には金利をゼロにした「ゼロ金利政策」など、対策をしますが、効果はさほどなく…。
2001年には量的緩和を行いました。こちらもイマイチ効果はなく、「実感なき景気回復」と言われています。

まとめ

プラザ合意で招いた危機を取り返すために過剰な金融政策を講じましたが、それが裏目にでて更なる悲劇を招いてしまった日本。


今、世界がコロナのダメージを取り返そうと過剰な金融緩和を繰り広げているようにも見えます。


コロナから1年半、今は何とか保っているし、株も物価も上昇していますが、コロナから51カ月経つ頃にはこの流れも大きく変化を迎えるかも知れません。


引き際をしっかり見極めないと、大火傷を負ってしまう可能性もあるかもしれませんね…。